日々雑多(2003.7月)
今日は箕面一風堂にてライブ。一風堂は2回目なのだけど、かつてそのマスターが結婚式を挙げた時にも呼ばれて演奏しに行った。今日は記者をされている奥さんも来てくれてた。一風堂のごはんは、ほんまにおいしい。なんというか、いっつもあの食材の組み合わせに「やられたー!」と思わされる。アフリカ風カレーの具の中に、豆やら人参やらに混ざってなんとごぼうが入ってる。じゃがいもは皮付きで入ってる。あのかみごたえと素朴な食材のあじわいがなんとも幸せ−・・・・。うーん。マスターイイ仕事してるなあ。ひとを幸せにする仕事だもんなあ。
とまあ、そんなおいしいごはんの食べれる一風堂ライブ。今回初めてゲストに来てもらったタブラの岡崎大道くんはタブラや打楽器のほかにコンピュータを使った音楽も。今日はちょこっと聴かせてくれたけど、あれはかなり面白そう・・。
今回はザフーン(竹サックス)の初お目見えライブでもあった。まだ入手して1週間経ってないのだけど、ちょっとハマっている。うるさくないのでどこでも気軽に吹けるのがいい。音色がいい。これからレパートリーにザフーンの曲も増やしていけたらいいな・・・。
今日は外出中、練習と仕事の合間に物凄くあき時間ができてしまった。ふだんそれほどゆっくり店を歩いて回るということもないので、バーゲンセールしてた百貨店なぞ覗き歩いてみた。これといって欲しいものもないのに、なんとなく必要なものを探してしまう。50%オフやら70%オフの服がじゃかじゃか。しかし50%オフにしてたって、私の経済レベルでは即「ハイ消えたー」されてしまうほどの値段はする。そこへ若い女の子が2,3人、3つも4つもの紙袋をさげて横並びしてセールのカゴを物色してる。6,300円のTシャツに、「みて〜!これ信じられへんくらい安い〜〜!」「ホンマ〜絶対うち買う〜!」とか言ってるあの神経はどうも理解できない・・・。Tシャツなんか500円でわりといいの買えますよ?こないだなんて、380円でなかなかよさげなインドのスカート買いましたし。
などというわけで何も買わず、ショッピングというより、マンウォッチングしていた。
大阪・梅田というところは、ほんと、なんでもある。ヨドバシカメラもあるし紀伊国屋書店もあるし百貨店もあるし阪神タイガースグッズは今や犬も歩けば棒に当たる状態で売ってる(手芸品店にまでタイガース布やらタイガースボタンが売ってるのにはたまげた)。こんなにもなんでもあるのに、なんかどこへ行っても落ち着かない街である。お金を使わずにいようと思うと、なおいっそう居心地が悪い。
モノはあるけどココロはない。ずっと都会にいると、そこに・自分の物欲に溺れて自分のなかの大事なものをなくしてしまいそうで、とても住みたいとは思わないのである。
今日は歩き疲れたけど、気持のよい夕日、心地よい風、そのときかわいい子供が微笑みかけ手をふってくれたときの満足感で充分だった。
このところ。どこの町でも、新しい店ができては消え、できては消え、しているようである。たまに乗る電車の窓から外をながめると、新し気なショッピングセンターがマクドやら無印やら大型電器店やらの人気のチェーン店、大きな立体駐車場を中に入れていつのまにかどどーんとたってたりする。
小さかった頃は、そういう大型ショッピッングセンターに行くとなるとわくわくしたものである。日曜日両親といっしょに車ででかけ、いろんな店を回り、ちいさな遊園地で50円の乗り物にのって遊んで帰る。帰りにはソフトクリームなんか買ってもらって妹とぺろぺろしながら帰る。そんな楽しい思いでは当時の日記帳にうれしそ〜に綴ってあったりとかする。
そのショッピングセンターも今行くとひとはパラパラで、子供の姿なぞほとんど見えず、あの頃聴こえてたいきのいい呼び声なんかもほとんど聴こえない。いろんな専門店がはでに飾り立てて並んでたモール街もいつの間にやら「安い」が売り文句で見た目地味な店鋪がしょぼしょぼとあるかんじである。そこはマクドもちょっと離れた所に足をのばさないと行けないし、大型電気店もない。駐車場からもちょっと歩かなきゃ行けない。そういうところが客足が減る原因なのかも知れないな。
一年くらい前だったか、大阪下町のとあるお好み焼き屋さんに入った事が合った。店はもう何十年も続いてるみたいで、家は古かったし、店の前にある見本のお好み焼きもなんだか古びて変色してた。店の中には常連のおっちゃんなのか、それともフツーにそのへんのおっちゃんなのかしらないけど、店のおばちゃんと親し気にしゃべりながらテレビの阪神タイガースを応援してる男の人が一人と、おばちゃんの孫らしきちいさい子供が2人ばかしお好み焼きをつついてくちゃくちゃたべてた。お好み焼きはおばちゃんが出て来て目の前でしゃかしゃか混ぜて焼いてくれた。その美味しかった事。しかもものすごく大きいのに450円。マクドのバリューセットなんかメじゃない。あんな美味しいもの、どんな大型ショッピングセンターに行っても、ない。
きれいだしマクドはあるし電器屋はあるし駐車場はあるその新しくできたショッピングセンターだって、いつか廃れる時があるのだろう。その時にはマクドはなくなってなにができてるのかな。おばちゃんのお好み焼き屋さんかな。
一昨日、昨日と快晴連れで宴会だった。一昨日はいわば教室の発表会の打ち上げってやつだったのだけど、まー昼間さんざんほかの子供と遊びまくって疲れてたらしく、居酒屋で出してもらった白御飯にを素手でむしゃむしゃやりながら寝てしまった。
昨日の宴会は大学時代の同じサクソフォン専攻の同級生と同窓会。この面々のうち私をふくめて3人がお母さんになっている。その子供のうち一人はこないだ生まれたばっかりなので来てなかったが、もう一人は快晴と同じくらいの女の子で、この二人でやたらともりあがって、席を飛び出しては二人でかけっこ、かくれんぼ、ぴょんぴょんとんだりして大騒ぎである。それを追っかけ回してるうちに時間がどんどんすぎちゃうし、子供がねむくなりぐずり出すし、おかげでお母さん同士ではいろいろ喋る暇もなく・・・・はいさようならになってしまいちょっと残念。大阪というのも2歳の快晴にはちょっと辛かったかも知れないなあ。電車で一時間弱もじっとがまんしてないといけなかったから・・。
けどしかし、大人の宴会に子連れは不可能ということでもなく、母乳の為の禁酒も解禁してだいぶたつし、またいつか連れて出たいかもしれないなあと思ったりも。まー大変だけどなぁ。子供が生まれてからほんと打ち上げなんかでも宴会はずっと遠慮してたからそろそろまた行きたいなーとも思う。
ドライバーのお父さんも気軽に飲めるように泊まり掛けの宴会がいいなーなんて・・・。
こないだ6月になったとこだというのにもう7月。早い。
昨日は高槻でライブ。南風楽天は御飯もおいしいしマスターも愉快な方だし。素敵なお店でした。あまりのお客さんの多さにオーダーが追い付かなくなったようなのだけど・・・^^;梅雨のさなかでもお天気に恵まれ、さわやかな夜風の中でのライブになりました。客席が一部外に飛び出してたけどあれはあの席がじつは一番いい席だったのではないかと私は思う。風通しはいいし、電車の音やら車の音やらなんやらかんやら町の音がきこえてくる。
クラシックじゃあちょっとあんまり聞かないけどもああいうほどよい雑多な音の中で演奏するのもなかなか良い。クラシックでも無伴奏の曲とかすると合うかもしれないなあ。「雑音が伴奏」みたいなかんじで。
今日、某町の商店街を歩いてたらアナウンス(多分テープだけど)がきこえてきた。「・・・の方にはもれなく素敵な粗品を差し上げます!」
うーん、それってなんか日本語おかしくない?一緒に歩いてたM氏曰く「それは粗品とちゃうよな」
だよねえ。
まーわたしも中高年の方から分類されれば「けしからん日本語を使う若者」の部類にはいるのかもしれないけど、わりと平気にそういう言葉をでっかい音でアナウンスしちゃってるのとかどうなんでしょ?
ちなみにそこの商店街のアナウンスでは以前、「9月は英語でセプテンバー。これはローマのアウグスティヌスの名前からつけられたといいます云々」とか言ってたし。これはさすがにつっこむ以前にこけた・・